オリンピックの歴史が動く瞬間。それは、IOC総会で会長が封筒を開き、開催都市の名前を読み上げるあの数秒間に凝縮されています。
この記事では、歴代オリンピックの開催地が決定した「発表の瞬間」の貴重な映像を時系列にアーカイブしました。
歴代IOC会長の個性あふれる「タメ」の長さや、封筒の開封に手間取る面白シーン、選ばれた都市の爆発的な歓喜、そして熾烈を極めた招致レースの裏側までを一挙に振り返ります。
2030-2040 開催地決定の瞬間
- 2034ソルトレイクシティ・ユタ
地球温暖化で雪が消える!危機感に突き動かされたIOCは、雪が消えない場所を10年後まで確保し、将来構想を検討する時間を稼ぎました。
このため,2030年のフランス・アルプス大会と同時決定。これがバッハ会長最後の発表になりました。
- 2032ブリスベン
東京オリンピック直前にオークラ東京で開かれたIOC総会で決定。
コロナ禍の中、少人数でソーシャルディスタンスを保っての発表となりました。 - 2030フランス・アルプス
地球温暖化で雪が消える!危機感に突き動かされたIOCは、雪が消えない場所を10年後まで確保し、将来構想を検討する時間を稼ぎました。
このため、2034年のソルトレイクシティー・ユタ大会と同時決定となりました。
2020-2030 開催地決定の瞬間
- 2028ロサンゼルス
「開催させてやる」から「開催してやる」へ。
ロスは2024年をパリに譲る代わりに、したたかにIOCに見返りを求め、異例の「2024・2028同時決定」を実現しました。
- 2026ミラノ・コルティナ
イタリア国民の熱狂的な支持が決め手となり、ミラノ・コルティナがストックホルム・オーレを下しました。オリンピック史上初の共催決定。
- 2024パリ
招致に多額の費用がかかるオリンピック。住民の反対にあい、候補都市が次々と撤退します。IOCと開催都市の力関係が逆転し、ついに、残ったパリとロスで2024年・2028年を分け合う異例の決定になりました。
- 2022北京
この回からバッハ新会長が発表します。
北京が2022年の開催地に決まり、北京は史上初の夏冬ダブル開催。2018平昌・2020東京・2022北京と3大会続けて東アジアでの開催となり、記録づくめとなりました。
- 2020東京
56年ぶり2度目の東京での開催が決定。滝川クリステルの「お・も・て・な・し」や、ロゲ会長の発表の瞬間のパロディー画像が話題になりました。
ロゲ会長の発表はこの回が最後となりました(2021年8月29日没)。
2010-2020 開催地決定の瞬間
- 2018平昌
- 2016リオデジャネイロ
リオデジャネイロが最有力だったシカゴを退け南米初のオリンピックを勝ち取った瞬間。飛び跳ねています。
- 2014ソチ
- 2012ロンドン
パリとの「欧州対決」を制したロンドンが3度目のオリンピック開催となりました。
動画の2:54では、ロゲ会長が投票結果の開封に手間取り会場から笑いが起き、ロゲ会長も苦笑い。
- 2010バンクーバー
この回からロゲ新会長が発表します。
city of と Vancouver の間のタメがポイントです(笑)。
2000-2010 開催地決定の瞬間
- 2008北京
サマランチ会長による最後の発表となりました(2010年4月21日没)。これまでの発表に比べ、体力の衰えがうかがえます。
このとき大阪も立候補しましたが、開催計画をIOCに酷評され、第1回投票でわずか6票で大惨敗しました。
- 2006
- 2004アテネ
- 2002
- 2000シドニー
1990-2000 開催地決定の瞬間
- 1998長野
1972年札幌五輪以来、26年ぶりの日本開催。同時通訳の「長野が」の声の上ずりと、「7年後の冬のオリンピックは、長野が、開催します」というアナウンサーの興奮の実況もポイントです。
- 1996アトランタ
- 1994リレハンメル
オリンピックを夏・冬2年おきに開催する「オルタネートサイクル」となって初の大会は、リレハンメルで開かれました。
サマランチ会長はこの回から英語で発表します。日中、屋外での発表という、珍しい舞台設定でした。
- 1992夏バルセロナ
サマランチ会長が故郷バルセロナでのオリンピック開催をフランス語で高らかに発表。封筒を開封する際「ちょっと待ってね」と笑いをとることも忘れません。
- 1992冬アルベールビル
(この回の映像はありません)
1980-1990 開催地決定の瞬間
- 1988夏ソウル
(この回の映像はありません)
- 1988冬カルガリー
サマランチ会長がフランス語(IOCの公用語)で発表します。後ろに立っているIOC委員がサマランチ会長の手元を覗き込んでいるのが笑えます。
- 1984夏ロサンゼルス
(この回の映像はありません)
- 1984冬サラエボ
- 1980夏モスクワ
- 1980冬レークプラシッド
(この回の映像はありません)








