2026年ミラノ・コルティナ五輪。
70年ぶりにイタリアへ帰ってくるこの大会ですが、日本に住む我々には最大の敵が立ちはだかります。それは、「マイナス8時間」という時差です。

現地時間に8時間をたすと日本時間になります。
現地のゴールデンタイム(夜19時〜22時)に行われる決勝戦は、日本時間では深夜3時〜早朝6時になります。
リアルタイムで見れば感動もひとしおですが、そのまま出勤すれば間違いなく翌日のパフォーマンスは崩壊します。かといって、寝て起きたらSNSで結果を知ってしまうのも避けたいものです。
そこで重要になるのが、テレビ(録画)で見るか、ネット(見逃し配信)で見るかという戦略です。
今回は、画質・遅延・利便性を徹底比較し、それぞれのスタイルに最適な視聴環境・ハードウェアを提案します。
徹底比較! テレビ放送 vs ネット配信
まず、それぞれのメリット・デメリットを整理します。
| 特徴 | テレビ放送 (地上波/BS4K) | ネット配信 (TVer/NHK+/gorin.jp) |
| 画質 | 4K放送あり・動きに強い | 回線が混雑すると画質が低下 |
| 遅延 | ほぼリアルタイム | 30秒〜1分遅れる |
| 網羅性 | 日本選手中心の中継 | サブチャンネルを含めると全競技配信 |
| 場所 | テレビの前のみ | スマホでどこでも見られる |
| 録画 | 可能 | 不可 |
結論:使い分けが正解
- 「日本人選手のメダルがかかった決勝」 → テレビ(画質優先・遅延なし)
- 「予選・マイナー競技・移動中」 → ネット(網羅性優先)
しかし、使い分けは、ハードウェアが貧弱だとストレスがたまります。
ここからは、タイプ別に解決策を紹介します。

ここで紹介する解決策は、ミラノ・コルティナ大会だけではなく、将来のワールドカップやWBCでも使えます。
【テレビ派のあなたへ】最強の「全録」で時差を消す!
「深夜3時に起きられない」「録画予約を忘れて絶望した」
そんな経験がある方は、レコーダーを「全録(タイムシフトマシン)」に買い替えるだけで、視聴スタイルが劇的に変わります。
解決策:24時間、全チャンネルを勝手に録画させる
いちいち番組表をチェックする必要はありません。五輪期間中、指定したチャンネルを24時間すべて自動で録画し続けます。
朝起きたら、SNSを一切見ずにテレビをつける。そして、昨夜の深夜3時の決勝戦を再生する。
これなら、「擬似リアルタイム」の興奮を4K高画質で味わいつつ、睡眠時間も確保できます。CMもスキップできるため、最強の時短になります。
▶ 予約不要。五輪の全てを自動で保存する『時間を買う』家電。Panasonic全自動ディーガ・REGZA タイムシフトマシン。
▶ ディスク容量不足で録画が止まらないよう、外付けハードディスクを増設しましょう。
【ネット派のあなたへ】スマホの画面じゃ感動できない
「TVerやNHK+は見逃し配信があって便利だけど、スマホの小さい画面じゃ迫力がない…」
そう感じているなら、ネット動画をテレビに映す「ストリーミングデバイス」が必須です。
解決策:数千円で、自宅のテレビをスマホ化する
テレビのHDMI端子に挿すだけで、YouTubeもTVerも大画面で楽しめるようになります。
特にAmazon Fire TV Stickは、操作のサクサク感とコスパで群を抜いています。4Kテレビをお持ちなら、必ず「4K Max」を選んでください。処理速度が段違いです。
▶ プロジェクターがあれば、テレビのない寝室の天井に映して寝ながら大画面で観戦できます。
▶ 深夜3時、家族を起こさず大迫力で聴くならネックスピーカー
弱点:いいところで止まる(クルクルする)
ネット観戦の最大のストレスは、回線混雑によるバッファリングです。こうなると、画面の動きが止まり、ストレスが最高潮に。
もしお使いのWi-Fiルーターが3年以上前のものであれば、4Kストリーミングに耐えられない可能性があります。最新規格・Wi-Fi 6 (または6E)対応ルーターへの買い替えを強くオススメします。
【マニア派のあなたへ】「VPN」で世界中の五輪中継を見る
ここからは上級者向けです。
「日本のテレビ局は日本人選手ばかり映す」「マイナー競技の予選が見たい」「英語の実況で雰囲気を楽しみたい」
そんなディープな要望を叶えるのが、VPN(Virtual Private Network)という技術です。
仕組み:ネット上の「国籍」を変える
通常、BBC(イギリス)やCBC(カナダ)などの五輪配信サイトは、日本からのアクセスを遮断しています(ジオブロックといいます)。
しかし、VPNアプリを使って「イギリスのサーバー」を経由することで、あたかもイギリスにいるかのように振る舞い、BBCの膨大なアーカイブや生中継にアクセスできるようになります。
日本の法律では合法ですが、業者の選び方を間違えると「速度が遅くて見られない」ことになります(配信サイト側の規約変更によりVPN経由でも視聴できなくなる可能性はあります)。
五輪観戦に耐えうる速度と、実績を兼ね備えた大手3社を厳選しました。
最高の「特等席」を自分でつくる
70年ぶりのコルティナ開催。現地に行けなくても、テクノロジーを駆使すれば、あなたの部屋はスタジアム以上の特等席になります。
「全録」で時間をコントロールし、「ストリーミング」や「VPN」で場所と国境を超える。 テレビかネットか、どちらか一つを選ぶ必要はありません。その日の体調や気分に合わせて、自由にスタイルを切り替える柔軟さこそが、過酷な時差8時間を乗り切る鍵です。
睡眠不足でフラフラになるかつての観戦スタイルは、もう終わりです。聖火が灯る前に、あなたのリビングを完成させてください。
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