間近に迫ったミラノ・コルティナオリンピック、男子アイスホッケーだけは見逃してはいけません。
なぜなら、野球でいえばメジャーリーガー全員参加のWBCが、オリンピックで12年ぶりに実現するからです。
オトナの事情で平昌・北京に出場できなかった年俸総額数百億円のモンスターが、ついにミラノに集結します。
なかでも、「この選手だけは見ておけ」という2026年最強の5人をピックアップしました。彼らが同じリンクに立つことが、歴史的事件です。
中継を見るその前に … その試合、「スポーツモード」で見てはダメです!
スピードが命のアイスホッケー。テレビの設定を少し変えるだけで、パックも選手もはっきり見えるようになります。今すぐ設定方法の解説へ!
コナー・マクデイビッド / Connor McDavid(カナダ)
「氷上の大谷翔平」五輪初見参
愛称は“McJesus“(マクジーザス)。
これは、「もはや神(Jesus)のような存在」という、最大級の賛辞です。所属チームの本拠地エドモントンのファンが使い始め、全米に定着しました。
あるいは“The Chosen One”(選ばれし者)、“MCD”(氏名の略)とも呼ばれます。
“McJesus”の何がすごい?
一言、「速すぎる」。
他の選手が止まって見えるほどの爆発的な加速力で、ディフェンスを一人で切り裂きます。現在、世界最高のホッケー選手ですが、不運にも五輪には一度も出られていません。
彼がパックを持った瞬間、会場の空気が変わります。瞬きは厳禁です。
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パックを持って加速し、相手DFを置き去りにしてゴールを決める「理不尽なまでの速さ」が凝縮されています。
オーストン・マシューズ / Auston Matthews(アメリカ)
「69発の男」世界最強の点取り屋
愛称は“Papi“(パピ)。野球好きで、デビッド・オルティーズ(元レッドソックスの英雄、愛称Big Papi)を敬愛していることからこう呼ばれています。
イニシャルと所属チームの背番号から、“AM34”とも呼ばれています。サッカーのCR7(クリスティアーノ・ロナウド)のような呼び方です。
“Papi”の何がすごい?
「シュートの精度」です。2023-24シーズンには驚異の69ゴールを記録。どんな体勢からでも、針の穴を通すようなコントロールでゴールネットを揺らします。
北米のライバル、カナダを倒すための最終兵器のような存在。彼に一瞬でも隙を与えると、試合が終わります。
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彼の持ち味である、予備動作がほとんどない「スナップショット」の神業的な技術がよく分かります。
ネイサン・マッキノン / Nathan MacKinnon(カナダ)
「暴走機関車」 … パワーとスピードの化身
“Nate the Great“(ネイト・ザ・グレート)偉大なるネイトと呼ばれますが、チームメイトからは、その闘争心を称えて“The Dogg”(ザ・ドッグ)とも。
名前から、“MacK”(マック)と呼ばれることもあります。
“Nate the Great”の何がすごい?
常に「怒っている」ような気迫あふれるプレーでチームを鼓舞する、カナダの闘将です。
McJesusことマクデイビッドが「F1カー」なら、Nate the Greatは「暴走トラック」です。圧倒的な筋力とスピードで相手を弾き飛ばしながら突進します。
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相手を引きずりながらゴールに向かう、パワーとスピードが融合した重戦車のようなプレーが見られます。
ケール・マカ / Cale Makar(カナダ)
「氷上のダンサー」 … 童顔に騙されてはいけない
愛称は“All Hail Cale“(オール・ヘイル・ケール)。「ケールバンザイ!」という意味です。ローマ皇帝への敬礼(All Hail Caesar)から来ています。
実況では、“The Rosy-Cheeked Assassin”(バラ色ほっぺの暗殺者)とも。童顔でほっぺが赤いのに対し、プレーがあまりに冷徹で凄まじいから。
“All Hale Cale”何がすごい?
ディフェンスなのに、フィギュアスケーターのようなエッジワーク(スケーティング技術)で相手を翻弄します。青ライン(攻撃ゾーンの入口)での彼のダンスはもはや芸術。
そしてそのまま攻撃に転じ、ゴールまで決めてしまいます。
現代ホッケーの申し子的存在です。
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青ライン上で相手FWを軽やかにかわし、まるでダンスを踊るようにチャンスメイクする独特のスタイルを見ることができます。
コナー・ベダード / Connor Bedard (カナダ)
「次世代の怪物」20歳の神童
愛称は“Bedsy“(ベズィー)。名前の語尾に”sy”をつける、アイスホッケー文化特有の愛称です。
次のアイスホッケー界を背負っていくという期待から、
- “The Future”(ザ・フューチャー)、あるいは
- “Connor 2.0”(コナー・マクデイビッドのバージョン2.0)
とも呼ばれます。
“Bedsy”の何がすごい?
シカゴ・ブラックホークスにドラフト1位で入団。10代にしてすでに完成された技術を持ち、「マクデイビッドの後継者」と約束され、「ブラックホークス再建の切り札」と期待される天才です。
彼にとってはミラノ・コルティナが世界デビュー戦。かつてのシドニー・クロビーのように、若き英雄が伝説を作る瞬間を目撃できるかもしれません。
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プロ1年目にしてトップ選手たちと渡り合い、涼しい顔でゴールを決める大物感をかもし出しています。
ミラノ・コルティナのアイスホッケーはいつ?
男子アイスホッケーは、2/11(水)にミラノの会場で1次リーグが始まります。公式サイトの競技日程や、中継予定を必ずご確認ください。時間は予定であり、変更される可能性があります。
決勝では、NHL選手たちが入り乱れる、「夢の北米対決」が見られるもしれません。
- 決勝トーナメントは2/18(水)スタート
- 準決勝は現地時間の2/20(金)16:40から(日本時間では2/21(土)0:40から)
- 決勝は現地時間の2/22(日)14:10から(日本時間では2/22(日)22:10から)
※日本時間の日曜夜、ゴールデンタイムです!

男子に先立ち、日本が出場する女子のアイスホッケーの試合も行われます。
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